「ほっ」と。キャンペーン
カテゴリ:アートなこと( 66 )
コレクション
おおらいえみこさんの個展から連れて帰ってきたロバと、濱中大作くんのおうちの焼き物。並べてみたらいい感じ〜。こういう素朴なのが好きなんです。お気に入りのコーナーです♪
a0081110_14401138.jpg

[PR]
by yucoon | 2012-06-13 14:35 | アートなこと | Trackback | Comments(0)
龍を観に行く
四月のある晴れた日、母がお世話になっている日本画家の加藤智先生と、母と、根岸にある大聖院さんへ、お寺の天井画を観に行ってきた。
a0081110_954425.jpg
ご住職に本堂に通して頂いて、 先生にお話を伺いながら、じっくり天井画を鑑賞。こちらの赤龍は、奥田玄宗画伯によるもの。龍は燃えるような赤で描かれていて、天井から飛び出してくるような、迫力がありました。
a0081110_9552728.jpg
赤龍の周りを囲む花々は、門人達によるもので、その一人であった加藤先生の作品は牡丹、芥子、白木蓮で、赤い龍の周りを囲んで色鮮やかに咲いていました。なんだか静かで厳かな気持ちにもなりました。(許可を得て撮影、掲載)
a0081110_956344.jpg

そのあと、上野へ移動。咲き終わった桜並木を抜けて、不忍池の弁天堂へ。ここは散歩してお参りしたことはあっても、本堂の畳に上がって天井画を観たことはなかった。畳に正座してしばし鑑賞。先ほどの赤龍を描いた奥田玄宗画伯のそのまた師匠、児玉希望画伯の金龍がある。風格のある龍は、金と墨で描かれていて、影から浮かび上がるような、幻想的な趣もありました。その周りを囲む、奥田玄宗はじめ門人が描いた花々も歴史を感じる趣。古いものかなと思ったら、龍の描かれた年号は、わたしの生まれた年でありました。(こちらは写真は遠慮したので関連リンクを貼ります。不忍池弁天堂
a0081110_9332118.jpg
弁天様は芸能、芸術の神様、ということで、お守りをありがたく頂戴しました。そして今年は辰年!心強いお守りです。ちょうど上野でやってるボストン美術館展の看板も曾我蕭白の龍で、今日は龍の日だなと思いつつ、すでに夕方なのでそちらはまた出直すとして、とりあえずビールなど。
a0081110_1020032.jpg

加藤先生が、はじめは川合玉堂を師匠に持つ、児玉希望画伯の門に入った経緯や、師匠亡き後、一番弟子であった奥田玄宗画伯の門下にいたころのエピソードや、三島由紀夫氏が自害したとき、その妻の父であった杉山寧画伯が、それを知った現場に居合わせたことなど興味深いお話いろいろ。そして人とのご縁の大事さとか、いくつになっても終わらない勉強のこととか、いろんなお話を聞けて、なんとも貴重な体験でありました。

(母が山菜の天ぷらを食べて、お腹が痛くなり、遅くならないうちにお開きに。また結石じゃないかと後日検査したらなんともなかったらしい。)

加藤先生、こんな親子にまる一日、ご親切にご案内、お付き合い下さり、本当にありがとうございました! こうして見ると、古き良き日本の美術は、案外身近に触れることができるものなのだなぁと実感した日。そして学ぶことの多い一日となりました。
[PR]
by yucoon | 2012-04-28 10:57 | アートなこと | Trackback | Comments(0)
タルコフスキーを久々に。
学生の時、映画研究会なるものに入り浸っていて、そこでは、やっぱタルコフスキーは観るべきでしょ的な空気があって、小さい劇場に観に行ったりしたのに、なんとなくの余韻しか覚えてないのは、たぶん半分寝てたんだと思う。今になって、ちゃんと観たいけど、なかなかレンタルもないしねぇと言ったら、Kさんが「ノスタルジア」と「惑星ソラリス」を送ってくれた。今観ると、いいですね。「ノスタルジア」はロングな絵画、そして詩。水。火。空気が湿っていて、いつまでも乾かないような、滴るような、そんな湿度。夢で見ているような映像。陰や光、構図のすみずみまで、いちいち絵のようです。深い。
a0081110_21251096.jpg
「惑星ソラリス」もまた、海です。水です。浮遊です。常に不穏な空気がズーンと漂います。シュレディンガーの「精神と物質」という本を、昔、読んだのを思い出した。哲学的な物理学的なそれ。もしかしてこの地球でも、見たいものを、自分の世界に、自分で作り出してるのかもしれない。意識的に、また無意識的に。脳内の世界が、自分の現実に投影されるとしたら、わたしは何を呼び出すのでしょうか。タルコフスキーは雨の日にでも、また観ようと思います。Kさんありがとう。感謝です!
[PR]
by yucoon | 2011-05-16 23:12 | アートなこと | Trackback | Comments(0)
メアリー・ブレア展
a0081110_1115818.jpg
銀座三越での「メアリー・ブレア展」最終日にすべり込み。もう、かわいい!うまい!きれい!たのしい!自分的にはコラージュの厚塗りタブロー風のは、いまいちだったけど、スケッチや、ディズニーの仕事のコンセプトアートや絵本は、素晴らしかった。母の目線での作品作りは、共感するし、こういうポジティブさを、保っていられたらいいなぁ。スコーンとした明るさとか、サササーっと描いちゃう筆使いとか、すごく勉強になった。見ているだけでワクワクしちゃう。好きな絵を選んで、模写してみたら、なにか掴めるかもしれない、などなど、考えているなう。
[PR]
by yucoon | 2011-05-16 10:52 | アートなこと | Trackback | Comments(0)
ヘンリー・ダーガー展
a0081110_965395.jpg
原宿の工房の帰りに、ラフォーレミュージアムに寄って、ヘンリー・ダーガー展を観てきました。何年か前に一点だけ、銀座で観たことがあって、不思議な絵だなーと印象に残っていたのだった。その時は、どういう人なのかよくわからず、作品だけを観たのだけど、今回のはダーガーという人の、生い立ちから、部屋の様子から、遺品まで見れる展示だった。箱いっぱいの短い鉛筆や、ものすごい厚みのスクラップブックなど、遺品の展示コーナで、背筋が、ぞわぞわーっとした。あの感じは何だったのだろう。きっと、誰にも知られていなかった彼の作品を、世に出そうとした人も、遺品を見て、ただならぬものを感じたに違いない。「非現実の王国」の世界で、不条理と病んだ社会に、苦しめられたり、勝利したりする純真の姿。作品は痛いものも多かったけど、目をそむけたくなるような痛さではなかった。妄想を書き出すことで、自己を救っていたのだろう。誰にも見せることなく、ただひたすら描かれた、ひとりの人間の存在の証。今になって、こうやって多くの人に見られているということに、あの世のダーガーさんは、どう思っているのでしょうか。
[PR]
by yucoon | 2011-05-16 08:59 | アートなこと | Trackback | Comments(0)
「駒井哲郎」展
GWの終わり頃、町田市国際版画美術館で「駒井哲郎」展を観てきました。
a0081110_2151386.jpg
版画をやるようになってから、ずっと気になっていた美術館で、いつも良い企画をやっているのに、なかなか行く機会がなかったけど、駒井哲郎は見逃せないな…ということで、行ってきた。展示室の入り口の所に、本人が実際に使っていたプレス機が展示されていて、そこで銅版画の制作実演をやっていた。プレス機は小さくて、コンパクトだった。これくらいなら家に置けそうだなーと思いつつ、実演をあとに展示室へ。作品は、だいたい、どれも小さかった。一番好きなのは「束の間の幻影」↓
a0081110_2121828.jpg
版画に関心を持ち始めた頃、初めてこれを見た時に、わア!と思って、ますます版画をやってみたくなったのだった。今回はそれの、いくつかのパターン違いが観れてよかった。展示をずーっと観て行くと、技法も作風も様々で、こだわりや、力みがない。自分のスタイルって、何なのだろう?とちょっと悩んでいたので、時にはクレーのように、他の誰かのように、こんなのやってみました風に、作品を作っていたのがわかる。なんか自由だなぁ、と思ったのでした。本当は「自分流」みたいなものに、縛られる必要なんかなくて、やりたいようにやればいいんだなと、そうしていくうちに、きっと見えてくるものがあるんだ、と。そんなことを、教えられた気がした。美術館からの、帰りの昇り坂はきつかったけど、なんだか、ふっとした開放感を味わうことができて、とても良かった。はやく自分も銅板に、何か描きたくなったのでした。むずむず。
[PR]
by yucoon | 2011-05-15 10:58 | アートなこと | Trackback | Comments(2)
アート週間
New!リンクに☆銅版画「唐津のり子の作品」を追加しました!もうすぐロンドンへ行ってしまう工房の先輩、唐津のり子さん。
穏やかな色彩と、優しい瞳の女性たちが、銅版画で描かれています。  

7月6日
写真展
『ドクター・カランカズ・プリント・ストラヴァガンザー・イン・ジャパン』
a0081110_2321952.jpg
a0081110_232610.jpg
かわいい建物は立川にある、ギャラリーセプチマ。イトウジュンさんが参加している写真展へ。ジュンさんはムサ美の先輩で、グループ展に誘ってくれたりと、いつもお世話になっているんだけど、ブログの写真がきれいなので、写真展とかやればいいのになあと,前から思ってたのでした。出品されていたのは、草を下から撮った緑と空の写真とか。きれい。わたしは何やら、小っちゃくなってみたいと思ったりすることがあるので、こういうバグズライフな感じの目線は楽しい。世界から集まった写真が、名前もタイトルも額もなく、ラフにペタペタ展示してある感じが面白かった。写真て、本来そういうものかもしれない。どこで何を撮ったのかわからないものや、古ーくてシブイ写真とかいろいろあって、ひとつひとつに物語があるんだろうなと、思ったのでありました。それを撮った人たちが、写真で出会っているような展覧会でした。


7月7日 
お友達の新築宅へ
a0081110_2324051.jpg
千葉にお家を建てて、引っ越した娘の中学校時代のママ友の新築宅へお呼ばれ。ピカピカの注文住宅は、どこもかしこも、素敵だった。すぐ裏にはこんな森が!この森を見るための、姿見ほどの長い窓とか、座って靴下が履けるように段差の付いた畳とか、細かいところがこだわりぬいてあって、こういうのをひとつひとつやっていくのは、注文する方もさぞかしエネルギーがいることだろうなあ、と感心。大きなテーブルでママ友5人とパスタとビシソワーズとマリネのランチを御馳走になりながら、お喋りは尽きない。子供が卒業してもこうやってお付き合いできるのは、嬉しいことだなぁ。ずーっとカリカリ制作してたので、ちょっと気分転換させてもらいました〜!


7月10日
アンドーヒロミさんの個展、そしてハーフパイント
a0081110_233143.jpg
土曜日は工房の先輩アンドーヒロミさんの個展、銀座OギャラリーUP・Sへ。力強くてユーモラスな形と、シンプルな配置がいつも、いいなあと思う。工房で時々見る、作業中の版もそのままぶブリキのオモチャみたいになりそうで、とても魅力的なのでした。いろいろ話していたら、アンドーさんもムサ美の先輩で同じ学部の、同じ科だったことが判明!なつかしい先生の名前も出てきてびっくり。学校の先輩でもあったのだ。それにしても版画は奥が深いなー。いろんなやり方があって、勉強することがまだまだ沢山ある。こういう良い展示を見ると、自分の来月の個展のことが、ずーんと心配になってきて、どうしようもなく、不安に襲われてしまうのでありました。

会場で会った工房の先輩Mさん(もう先輩ばっかりです)とイングリッシュパブスタイルのお店で、昼間っからペールエールと枝豆。飲みやすくて美味しかった!ハーフパイントだから昼間でもいいの。ここのお店は要チェックだな。(ブルドック)いい所教えてもらいました!「あー来月どうしよう、こんなんで個展なんてやっちゃっていいのだろうか」などなど、不安な胸の内を、聞いてもらうなどして、ビールはおしまい。ちょうどええ感じ。


高橋コレクション
a0081110_233345.jpg
ちょこっとペールエールのあとは、日比谷の高橋コレクションへ。山口晃の実物が見たくて、Mさんにくっついて行った。何かと話題の会田誠はわたしにはちょっと、ごめんなさい。やっぱり山口晃が良かった。実物見れてよかった。アイデアもデザインもカッコいい!油彩なのに日本画のようだ。中身はメカな植物とか、馬バイクとか、近寄って細かいところをひとつひとつ見たくなる。見るところがいっぱいあって、目が満足するという感じ。少し痛いところもありつつ、そういう世界なのに、不思議と穏やかな空気が流れているのだった。やっぱり画集欲しい!今度ぜったい買おう。

こんな感じで先週は、おでかけ充実アート週間でありました。
で次は?自分もやんなきゃ。きゃーコワイ!どーするよ、自分。。。

↓ここに広告出るようになっちゃったの、やだな。

[PR]
by yucoon | 2010-07-16 01:15 | アートなこと | Trackback | Comments(4)
☆おやつどうぐてん ☆セラミック・ワークス
☆おやつどうぐてん
a0081110_11273667.jpg
お友達が企画している、コドモノコト、の展覧会「おやつどうぐてん」を見に神楽坂へ。去年も楽しくていろいろ買っちゃったけど、今年は土曜日に行ったせいか、お客さんがいっぱい!ちびっこのお客さんもおやつを食べながら楽しそうでした。可愛くて素敵なクオリティの高い生活用品たち。うちの子たちはもう大きいけれど、小さい子供がいても、日々の暮らしをこういうモノたちで彩るのは、大事なことだなぁと思いました。ていねいに暮らすっていう感覚を、持っていたいものです。

☆奈良美智 セラミック・ワークス
この間、銀座ついでにTKGエディションに寄ったら、奈良さんワールドになっていて、版画やドローイングの画集とかパラパラ見てたら、無性に今やってるセラミック・ワークスという個展を観たくなった。いったいあの、のびのび感は何だろう?ということが知りたくなったのだ。なので行ってきました。でかい焼き物がドーン!でもかわいい。。。大きな彫刻とか陶芸とかそういうものは、たいてい威圧感があるものだけど、そんな威圧感とか、どうだ!という感じがない。森子とか。え?もう何?これ!なでなで。。。っていう感じ。顔が書いてあるひょうたんみたいな壺とか、テキトー感があふれているのに惹かれる。ドローイングも、見てるとなんかニコニコしちゃうのは何でなの?テキトーじゃないからだ。言い知れない微笑ましさを胸にして、帰ろうとしたら、奈良さんがいた!ラスクの紙袋を持って、誰かと話してる。お国訛りがかわいい。待っていたエレベーターがやっときて、わたしも乗っていいものやらと躊躇してたら「みんな、乗って乗って〜!」って手招き。かわいい。。。ああ、こういう人だから、ああいう作品作っちゃうんだなと、納得。そのあとしばらくワクワクしていました。わかっちゃいるけど再確認。作品には人柄が、現れるものですね〜。
[PR]
by yucoon | 2010-05-22 23:50 | アートなこと | Trackback | Comments(0)
☆ギャラリーセイコウドウ ☆阪本トクロウさんの個展
☆ギャラリーセイコウドウ
オーライさんが参加されているグループ展だと聞いたので、寄ってみました。しっとり落ち着いた建物画。建物の横に建物と同じスケールで、赤いコーヒーミルが並んでる作品が印象的でした。オーライさんの作品にはいつもノスタルジーと温もりを感じます。モランディを思わせる柔らかな直角、とでもいいましょうか。なんだかほっこりしました。ムサビ出身の方々のグループ展でした。

☆阪本トクロウさんの個展
銀座ギャラリー桜の木にて。エレベーターを降りたら、あら素敵なギャラリー。まるでサロンのようでした。阪本さんの作品が額装されているのを見たのは初めてだったかも。また雰囲気が変わる感じ。広く描かれた空の右上に飛ぶ飛行機に共感。静かにゆれる水面、夜のハイウエイ、遊具など、音のない世界のような静けさ。展覧会のタイトルは「まなざし」でしたが、わかるぅ〜、って思いました。阪本さんの作品を初めて見たのは、もう何年も前のギャラリー山口で、その時に好きだなぁと思って芳名帳に名前を書いたら、それからずっと個展の時はDMを下さる。見に行かれない展示もあったけど、ずーっと送って下さる。わたしは見るだけでコレクターでもなんでもないから、ただリストに載ってるだけなんだろうけど、それでもそういうのって、なんだか嬉しいものだな。なぜいつも、作品にブレないトーンを持っていられるのか、わかったような気がしました。
芳名帳に名前を書いていたら、ギャラリーの女性に「素敵な指輪ですね」と褒められ「雑貨屋さんのおもちゃですよ」って言ったら「まあ見えませんね、バンクリーフ&アーペルかと・・・」って。おほほほ。
[PR]
by yucoon | 2010-05-21 23:50 | アートなこと | Trackback | Comments(0)
☆ 日本新工芸展
a0081110_4193724.jpg
工房の帰りに国立新美術館へ。新日本工芸展を見ました。全国からの入選作品の染色や陶芸など、ずらり。日本人て器用なんだなぁとつくづく感じました。工芸だからいろいろ制限はあるんだろうけど、真面目できちんとしている。一つ一つの作品も展示の仕方も、ぴちっとしていて気持ちがいい。すべてにエッジが効いている感じというか。職人気質じゃないとなかなかこうは作れないだろうなと、いろいろ感心しました。
地下のギャラリーショップではアフリカの民芸品を売っていて、カラフルで可愛かった。木彫りのフクロウに一目惚れしたので買っちゃいました。
a0081110_11284048.jpg
ルーシー・リー展も見たかったのだけど、時間がなくなってしまい、また今度ということで。
[PR]
by yucoon | 2010-05-20 23:50 | アートなこと | Trackback | Comments(0)